ダイカストとは、工業部品を作る金型の製法のことをいいます。
アルミダイカストの材料で鋳造(加工)、軽くて・丈夫で・安価なのが特徴です。
昔は頑丈な鉄が主流だったようですが、今ではその殆どが、ダイカストで作られています。
身近なところでは、車・自転車・車両やヒートシンクなど。
弱電(家電)・パソコン・医療・理容照明・建築などの金属部品にかなり重宝されています。
実は生活の至るところに使われているのです。
アルミが型の中を流れて作られていくので、写真左のような注ぎ口と右の3つのはけ口が残り、最後にはこれを取り除いて表面を整えます。
材料の無駄が出ないような設計で、
・部品に、いかに巣がなく、キレイな表面に仕上げるか
・生地の段階で高品質に仕上げ、後加工の費用を削減する
・湯の流し方、ガスの抜き方、金型の表面温度の維持管理を正確にする
など、今までの経験値が全て、製品に集約されています。
他業界で経験してきた設計力を、照明にも活かしています。