ことの起こりは、3月。
3月2日〜6日にかけて、兵庫県立美術館にて「芦屋写真協会会員展」という協会の10周年を記念する写真展が開催され、弊社のヘラ絞りのパーツなども、協会会員である写真家の高塚孝一氏の作品として展示されました。
芦屋写真協会とは、昭和初期に発足した、日本の写真芸術の先駆けとなるカメラクラブの伝統を引き継いだ一般社団法人で、2013年からは、パリの写真クラブ Photoclub de Paris Val-de-Biévre(略称:PPVB)と「写真と友好の協定」を結んでおられます。
そして、なんと
先月4月24日〜30日まで、 PPVBが運営するパリのギャラリー Galerie Daguerreにて協会会員による写真展が開催され、高塚氏によるヘラ絞りを写した作品も展示されていました!
パリで展示された作品は、会員の中で選抜された25点のみらしく、その中にヘラ絞りの作品も含まれていたことは私たちにとっても非常に喜ばしいことです。
写真というアートを通して、日本のモノづくりであるヘラ絞りが海を渡る。
日本のモノづくりの文化を伝えたい私たちにとって、とても貴重な経験となりました。
今後は日本のモノづくりを支える職人の姿勢や技術も海を超えて発信していきたいですね。